8月 25

こんにちは。もうすっかり秋の気配が近づいてきていますね。
今回は所得控除が設けられている意味について、総括的に考えてみたいと思います。

「所得控除」が設けられている、その意味を考えたことがありますか?所得控除のその目的は、収入以外の要素で生じている「税負担能力」の違いを、私たちが支払う納税額に反映させることです。解りやすい例を挙げるとすれば、例えば収入金額が同じ人がいたとしても、より多くの支出を負担しているケースや、より多くの家族を扶養しているというケースになれば、そちらの税の負担を軽くして公平化するという意味があるのです。
所得控除には、約15種類もの項目があることは皆さんお分かりですね。でも、これらの項目は、「人的控除」と「物的控除」の大きく2つに分けられています。

■人的控除について
全ての人が受けられる所得控除で、課税最低限を保証するもの。
・基礎控除 ・扶養控除 ・配偶者控除 ・配偶者特別控除

ハンデキャップ等のある人に対し税負担を軽くする目的の特別な人的控除。
・障害者控除 ・寡婦控除 ・勤労学生控除

■物的控除について
定められた支出項目や、負担があった場合の、税負担を軽くする目的の所得控除。
・社会保険料控除 ・生命保険料控除 ・地震保険料控除 ・小規模企業共済等掛金控除
・医療費控除・寄付金控除

所有財産に対する損害を控除の対象としているもの。
・雑損控除

所得控除はこのようになっていて、収入からこれを差し引いて「課税所得額」を決めることで、私たち納税者の公平性をはかっているのですね。